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■広がり続けるIoTソリューション

一般消費者向けから普及したインターネットも今では、あらゆる産業に浸透し、世の中が大きく変わりました。特に産業向けに注目を集めているのが、「IoT(アイ・オー・ティ)」と呼ばれる概念です。
IoTは「Internet of Things」の頭文字を略していますが、日本では「モノのインターネット」というフレーズでも説明されることが多いようです。しかし、「モノのインターネット」とはどういうことなのでしょうか?
一般消費者にとって、インターネットはメールの送受信や情報の検索、SNSの利用、天気やニュース、交通などの情報を得るために使うことが多いでしょう。このインターネットの接続には、スマートフォンやPCに加え、近年はタブレット端末や家庭用ゲーム機などからの利用も増えています。
(参照: 総務省「平成30年版 情報通信白書」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252120.html

これに対してIoTは、様々なモノがインターネットに繋がる状況を指します。利用するのは同じインターネットですが、スマートフォンやPCなどからの接続に限りません。 IoTでは、情報を得るための各種センサーや、そのセンサーが捉えたデータを蓄積し分析するためのコンピューターや、処理結果を外部に出力するための装置まで、様々なモノや装置がインターネットに接続されます。このような連携によって、遠隔でモノを操作することなどが実現しています。
さらにIoTの利用は、業種や規模、利用形態などに制限されないのも特徴です。そのため、製造業から医療、交通、流通など、非常に多くの分野で様々なIoTソリューションが活用されています。

■なぜ、IoTを使うの? IoTのメリットって何?

いろいろなモノがインターネットに接続できるようになると、IoTの登場以前には多くの労力や時間がかかっていた仕事を効率化できるようになります。また、コストやその他の理由で実用化が難しかった仕組みが実現しやすくなり、さらにIoTによって必要な時だけコストが発生するサブスクリプションなどの仕組みも増えています。
IoTによって接続するモノ(機器やセンサーなど)は様々ですが、その接続方法やデータ処理の仕組みは定型化することが可能となり、他のサービスにも転用できます。これは、高効率、高信頼性、低コストなどの優れたIoTソリューションの仕組みを利用して、他のサービスを最適化できる可能性があることを意味します。
独自のIoTをゼロから構築するのは、労力面やコスト面での大きな負担となりますが、定型化されたIoTソリューションを活用すれば、負担が軽減され、短期間での導入が可能となります。このような導入をサポートしているIT関連企業は多く、企業にとっては導入がしやすい環境が整ってきています。

また、IoTはクラウドサービスと親和性が高いというメリットもあります。そもそも、IoTのサービスはインターネットを基盤としていますので、インターネット上にて展開されるサーバ(処理を行うコンピューター)やストレージ(データの記録装置)といったクラウドサービスとはダイレクトに連携することが可能です。
これは、IoTを利用するときに必要となる処理能力に応じて、サーバの処理能力も最適化できることを意味します。クラウド上にてサーバの処理能力を抑えることができれば、その分のコストが抑えられる可能性が高くなります。
たとえば、利用者の多い昼間はサーバの処理能力を高め、夜間や休日など利用者が少ない時間帯はサーバの処理能力を抑えるようにするなどの調整が考えられます。このような調整によって運用コストを最小限に抑えたコストパフォーマンスの高いIoTサービスが実現できることになります。

■対応範囲が広いIoTソリューションを手軽に導入するには

前述のとおりIoTを利用した仕組みを独自に開発するのは大きな負担となります。システムや業務フローなども含めた全体の設計から機器の調達、システムの開発、安定した稼働までの実証実験など実際に稼働するまでには、膨大な工程が考えられます。そのため、独自に開発する場合は、一定以上の規模でなければ導入によるメリットが得難くなります。
このようなIoT導入の課題解決には、東京センチュリーがご提供する「IoT SELECTION」をおすすめします。

「IoT SELECTION」は、利用範囲が幅広いIoTから、実績があり機能性やコストパフォーマンスに優れたソリューションを厳選し、導入に必要な機器やソフトウェア、ライセンス、専用の通信回線などをパッケージ化しています。
いずれも実際に導入され、稼働が確認されているソリューションとなります。そのため、パッケージ化されたソリューションをそのまま利用することができ、信頼性の高いIoTの仕組みが最短で実現します。
既に多くのソリューションを分野別にご用意しておりますが、そのソリューションの数は増え続けています。ぜひとも「IoT SELECTION」より詳細をご覧ください。

文:川本 鉄馬
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